結婚指輪にダイヤは必要?

なぜ、ダイヤモンドなの?

エンゲージリングといえばダイヤモンドというのが一般的ですが、そもそもどうしてダイヤなのでしょう?
ダイヤモンドの語源は、ギリシャ語の「アダマス」と言われますが、これは「征服しない」という意味で、硬いダイヤの耐久性、普遍性は昔から知られ、愛されてきたのです。現在でもダイヤをカットするのにダイヤを使う通り、その硬度や傷つかなさ、稀少性から、永遠の愛を誓うには最もふさわしいとされてきました。
さらに、指輪(リング)自体にも、無限、始まりも終わりもない永遠の象徴という意味があり、「死がふたりを分かつまで」と誓う結婚に、二重にぴったりの意味づけを与えているのです。実際、日本国内でも、エンゲージリング市場全体のうち、約9割はダイヤの指輪が占めているということです。

ダイヤモンドだけではない、ですが

ただし、逆に言えば、9割がダイヤということは、それ以外の指輪の需要が1割あるという意味でもあります。ルビーやサファイア、真珠の指輪を選ぶ人もいます。
ダイヤモンドではない指輪を選ぶ理由としては、「相手の誕生石だから」「相手が好きな宝石だから」「ダイヤより、いつも身につけていられるものを希望されたから」などが挙げられます。どれも納得の理由ですし、贈られる人が喜び、ふたりのこれからのビジョンが描かれているなら、必ずしもダイヤモンドリングでなくても構わないのです。
しかしそういった明らかな動機がない場合や、相手からお任せされた場合は、やはりダイヤを選ぶ方がいいでしょう。歴史的な意味、長らく愛されてきたものへの安心感や信頼には、相応の価値があるからです。